【山本】そうですね。これは僕の改善したい悪い癖なのですけど。宗教的にならないようにとアドバイスはするんです。そうならないように、僕が何とかすれば大丈夫だろうと思っちゃうところがあって。
【橋本】時嗣さんが、なんとかしてあげよう、と。
【山本】それで、最初から、頑張ってプロデュースしちゃうのですけど。
その内、僕の意見を聞かなくなるわけですね。売れちゃうと。そうすると、歯止めが効かなくなっちゃうというか。そっちじゃないよと言うのですけど、聞かないので、勢いでワーと行っちゃうのですよね、それでそのうちに僕は向こうから切られるのですよ。
【鮎川】でも、そのほうが、いいじゃないね。
【山本】そうなのですけど。そうですね。そういうのは、何回か、やってきていますね。
【橋本】時嗣さんみたいに、フラットの人のほうが人間関係はいいだろうなと、いつも思っているんです。僕なんか、最初から、宇宙人がいる、みたいな話をされちゃうと、「どうしよう・・・どうしよう・・・どうしよう・・・」みたいな感じになって逃げてしまって。
嫌われる勇気をまだ1度も持ったことがないのに(苦笑)、人づき合いが悪いんです。そういう意味で時嗣さんを見習いたいといつも思っているんです。
【鮎川】そこに入っていけないものね。何か、時ちゃんのいいところでも、悪いところでもあるけど、ワーと、信じやすいから、何か危ないなと思って。時ちゃんのほうが、天然系だから。
【山本】そうなのです。僕も天然なので。信じやすいのですよね。
【鮎川】だから、危ないこともあるだろうなあ。
【山本】そういうヤバイなというところで、いつも助けてくれるのが、橋本さんだったりするので。