死ねばいいのに(笑)って?(鼎談その4)

この鼎談連載をはじめて読む方は1回目のこちらからどうぞ↓

スピリチュアルって?天然って?詐欺って?な話(鼎談その1)

【橋本】

悟る技術で書いた“ゼロ”というものが、

どういうものなのかを詳しく説明するために、

昨年から特に伝えているのが「否定性の否定」

という言葉なんです。

スピリチュアルを実践する人が特にハマりやすいのが、

この「否定性の否定」です。

「否定性の否定」とは、「悪口を言っちゃいけない」

という気持ちでもあるのですが、

「悪口」という否定的な性質の言葉を「言っちゃいけない」

と否定することを言います。

この「否定性の否定」を実践しちゃうと

「悪口を言っちゃいけない」と強く思うことで、

かえって気持ちが苦しくなってしまうことがあるんです。

【鮎川】

自分は、悪い気持ちを持っているけど、

これを出しちゃったら、良くないのだという。

【橋本】

そうです。否定は良くないと言いながら、

否定的な性質に対して否定しているということですね。

ここの部分でハマっているケースが、

さきほどのお金の話以外にも、病気のケースなどでも、

よく起こっています。

例えば、病気で元気がない状態のときに、

「こんな暗い気持ちで過ごしてはいけない!」

と否定性の否定を実践すればするほど、

かえって暗い気持ちで落ち込んでしまい、

病気の状態を維持してしまうなどですね。

【鮎川】

こういうふうに考えちゃうから、

病気になっちゃうのだ。