【鮎川】さっき鳥のお刺身2枚、食べたの。
あり得ない、そんな嫌いなものなのに。
このから揚げなんていちばんダメなやつで。
から揚げが、お弁当に入っていたら、その、
から揚げの周りにあるご飯も残すぐらい(笑)
【橋本】それは正真正銘の鳥肉嫌いですね(笑)、もう、
このお店(※焼き鳥屋)に来ちゃ駄目な感じですよね(笑)。
ずっと食べていない嫌いな食べものが、
その場の“ノリ”で食べられるようになるって、ふつうはあり得ないですし、
頑張って食べると、それは辛すぎるだけですから、今、
ありえないことが起こっているんですよね。
【山本】そういえば!今、想い出しましたけど、
橋本さんに、僕が最初に会ったときにも、
食べることができなかったカリフラワーを食べることが
できるようにしてくれましたね。
【鮎川】嫌いだったの?
【山本】大嫌いだったんです。見ただけで気持ちが悪くなる状態だったんです。
それを何とかするという話しになって。
橋本さんに初めてのお会いした会食のときに、
たった数分間で、アレッ?食べられちゃうな???みたいになりましたね(笑)
【橋本】そうなんです。これは面白いことですが、
周波数が上がると、さきほどの人に対する苦手感と同様に、
食べ物のウエーとなる生理的な嫌悪感もとれてしまうんです。
【鮎川】今は、食べられる?
【山本】全然、食べられる。何も思わなくなっています。
【鮎川】わたし・・・この鳥肉の入った春巻きも食べられるかな?