中村健司

中村健司(なかむらけんじ)
カンボジア発!世界に平和をもたらす人財育成の専門家

1976年 大阪府出身

大学時代、アジアの発展途上国で貧困の現状を目の当たりにする。

「飢餓や貧困のない世界にしたい」という夢を持ち、日本とカンボジアでNGOのボランティア活動に参画する。現場の目線で考えられるようになるため、アジア諸国を歩き回った。「自己犠牲を払ってでも世界をよくすべきだ」という強い思い込みをもっていたため、自分も仲間も大いに苦しめる。

大学卒業後、国連機関や欧米のNGOへの就職を目指して留学したイギリスの大学院で、貧困問題においてビジネスが持つ可能性を知る。帰国後、ビジネスについて実践で学ぶため、両親が経営する電気店で3年間勤務。

2008年、大好きなカンボジアと関われる場所として、資金ゼロ、経験ゼロ、人脈ゼロの状態から2ヶ月後にカンボジア料理店すろまいをオープン。飲食店としてだけでなく、国際協力やカンボジアとの交流プロジェクトも行い、テレビ、新聞、雑誌にも多数掲載される。

2015年、関わり続けてきたカンボジアが激変する中に身を置きたい、という気持ちが抑えられなくなり、同店を閉店し、カンボジアへ拠点を移す。カンボジアでの人材育成の必要性を痛感し、レストランを経営しながら、NGOや企業のサポートを始める。

同時に、自己犠牲や根性論、仕事とはこういうものだというマインドのまま、いろんなことに挑戦したところで、精神、肉体、経済すべての面で余裕をなくすだけで、成果を出すことはできない、とこの頃から気づき始める。

そこで、
「現地でニーズがあり、自分が情熱を持てて、強みが発揮でき、経済性もある仕事、また自分がいつも幸せを感じることができる働き方があるとすれば何か?」という都合の良い質問を常に自分に投げかけながら、いろんな依頼を引き受けて行くうちに、現在に至る。

現在は、「人を幸せにする本来のビジネスは、私たち日本人と発展途上国の人たちを共に幸せにしてくれる」、「自分の強みを活かして世界で自由に仕事をして、自分も世界もともに豊かになることができる」という信念のもと、東南アジアでは、アクティブラーニングを通したビジネスコンサルティングやスタッフトレーニングを、日本では国際理解の事業を行う。

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